2024年03月15日
塾選び 集団塾授業?個別指導? 大手? 小規模?どれがいいの?メリット・デメリットお答えします
岡崎の中学生や受験生の皆さん、そしてその保護者の皆さんにとって、塾選びは悩みの種の一つですよね。
集団授業と個別指導、大手と小規模塾、自習型どれがいいのか分からない。
今日はそんなお悩みにお答え出来たらと思います。
地域に限られた塾しかなければ悩むことも少ないのでしょうが、幸か不幸か矢作北中学校、矢作中学校のエリアにはたくさんの塾があります。塾選びに失敗しないためにも、メリット、デメリットをしっかり理解する必要があります。
それぞれの違い、メリット・デメリットを考慮して、最適な塾を選びましょう。
1.集団授業塾vs個別指導塾
1-1.集団授業塾のメリットとデメリット
集団授業塾のメリットとして、決まったペースで学習進行が可能、ということが挙げられす。
年間のカリキュラム、受験までのカリキュラムがしっかりと組まれおり受験の目標に対して適切な学習ペースを保ちやすいです。
また、最大のメリットとしては、切磋琢磨の環境が整っている事が挙げられます。同じ目標を持った同志たちと机を並べることで、時に挫けそうな自分を鼓舞したり、ライバル心を持つこともできます。
他の生徒との競争・協力を通じてモチベーションの向上が見込めます。
さらに、重要なポイントとして、平均を取れば個別指導塾に比べてかなりリーズナブルであるということがあります。そのため、複数の教科を時間をかけて学ぶことができます。
1-2.デメリット
まず挙げられるのが、途中からの入塾の難しさです。カリキュラムに沿った授業進行のため、途中参加が難しい場合があります。
小規模な塾なら新入塾生へのきめ細かい対応も可能でしょうが、特に先取り授業を行う大手の集団授業塾では個々への対応が難しく、せっかくお子様が新しい環境で頑張ろうとしてるのに、授業がチンプンカンプンということにもなりかねません。
入塾の前にしっかりと「どのタイミングがよいのか」問い合わせると良いでしょう。
また、人間関係の問題もでてきます。仲の良い友達と一緒でおしゃべりに夢中になってしまうなど、クラス内の人間関係によっては、学習に集中しにくい場合もあります。
特に大手の集団授業塾では教師の目が行き届きにくいため、学習効果が表れにくくなるでしょう。
1-3.さらに考慮すべき点
中学や高校、さらには大学や社会人になっても、基本的には「集団指導」の場面に多く遭遇します。個別指導が中心となる場面は限られており、大半は集団でのプレゼンや授業に参加することになるでしょう。そのため、集団での学習やプレゼンテーションを聞き、理解する能力を早いうちから養うことが重要です。この点を考えると、集団授業塾は今後の学習や社会生活において必要なスキルを育てる場としても非常に有効です。
「集団塾の授業についていけない場合はどうしたらいいのか」という心配もあるかもしれません。これが集団授業の最大のデメリットでしょう。集団授業では大半の生徒が理解した所で次へ進んでしまいます。その点では一人ひとりの理解度に合わせて進められる個別指導塾の方が安心といえるかもしれません。
集団授業塾を選ぶなら、入塾の前に「授業中や授業前後に質問できる環境が整っているのか」を確認するとよいでしょう。また、質問をするのが苦手なお子さんは教師の目が届きにくい大手の集団授業塾は避けた方が良いかもしれません。
2.個別指導塾の特徴
個別指導塾では、一人ひとりのニーズに合わせたフレキシブルな指導が魅力です。
特に、苦手分野の克服や理解が深まるまで繰り返し学ぶことが可能な環境が提供されます。
数学や英語など、教科を絞って学びたい生徒には適していると言えるでしょう。
また、生徒と教師との一対一、または一対二の環境により、質問がしやすく、学習の進捗に応じたカスタマイズされた指導が行われます。
個別指導の最大のメリットは、生徒のペースで学習を進めることができる点にあります。これにより、学習内容の理解度を高めるとともに、自信を持って学習に取り組むことが可能です。苦手な部分を集中的に学べるため、効率的に学力を伸ばすことが期待できます。
一方で、個別指導塾では、教師と生徒の相性が学習成果に大きく影響します。不適切な講師に当たるリスクがあり、その場合は担当の変更を申し出ることも重要です。
個別指導塾では学生アルバイトの教師が担当することが多くあります。年齢も近く、お子様が心を開きやすいメリットはありますが、プロ意識や指導力に欠ける教師が多いのも事実です。お子様が喜んで塾に行くから、と安心していたら、教師とのおしゃべりが楽しいだけで、学習には身が入っていないという、目も当てられない状況もあります。
また、個別指導塾の料金は集団授業よりも高額であることが多く、家庭の経済状況を考慮する必要があります。テスト前や長期休みに授業を追加して、目が飛び出るような金額になってしまうこともありますので、十分に気をつけたい所です。
2-1.大手集団授業塾は安心なのか?
大手のメリットとして、ハズレの授業が少ない事があります。講師の研修システムや教材がしっかり確立されており、常に一定のレベルを享受することができます。飲食店で言えばチェーン店と言ったところでしょうか。
また多くの成績などのデータを持っているというスケールメリットもあります。
デメリットとしては、教師の目が行き届きにくい事が挙げられます。教室も広く人数も多いため、生徒の表情を読み取ったり、性格や成績を分析するのも適していません。
また、最大公約数的に授業を進めるしかなく、例えば、数学が苦手な人が多いからと、数学に力を入れたり、生徒の理解度に応じて問題のレベルを変えるのも難しいと言えるでしょう。小回りが効かず、臨機応変な対応ができない事もデメリットとして挙げられます。
2-2.自習型の塾は成績が上がるのか?
自習はとても大切な習慣です。自習習慣なくして成績を上げるのは難しいと言えるでしょう。
ただ、生徒たちに、自習をしなさいというと、大半は学校の宿題をやります。宿題が終わってしまえば、「もう自習することがない」と言います。果たしてこれで力がつくのでしょうか?
宿題をやること自体は必要なことですが、力をつけるには自分自身の弱点を知り、その克服のためには何をしなければならないかを理解し、実行する必要があります。これができるのは本当に一握りの生徒だけで、成績優秀な生徒ばかりです。
家では集中できないから、と自習するための場を提供することは大切なことですが、中身が伴っていなければ意味がありません。むしろ、せっかく勉強したのに成績が上がらない、やっても無駄だ、とお子様にマイナスの意識をうえつけかねません。
2-3.塾選びで最も大切なことは?
それぞれの塾のメリット、デメリットを述べてきましたが、どの形態を選ぶにしろ共通して言えるのは、教育における生徒にとっての最重要環境は教師であるということです。
お子様の人格形成において重要なこの時期に、どのような教師に学ぶのか?
お子様の人生を左右しかねない、重要問題です。
値段や規模、立地、知名度も大切ですが、それ以上に大切なこともあるのではないでしょうか。
3.岡崎でおすすめする「向陽塾」
最終的に岡崎でおすすめするのは私の経営する「向陽塾」です。
集団授業のメリットを活かしつつ、個々の生徒に合わせたフォローアップが充実しており、経済的かつ効果的な学習環境を提供しています。特に「定期テスト対策」には自信があります。かなりの確率で成績アップが実現します。まずは無料体験授業でお待ちしております。