中学生が塾に通う5つのメリットをご紹介

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2024年03月22日

中学生が塾に通う5つのメリットをご紹介

 

中学時代は子供の学力に大きな差がつく重要な時期です。

岡崎にお住まいの保護者の方々が、お子様を塾に通わせるかどうかを検討される際には、具体的なメリットを理解し、賢い選択をされることが望まれます。

この記事では、中学生を塾に行かせることのメリットについて、深く掘り下げてご紹介します。

 

 

1.中学生は塾に行くべきか?

まずは、根本的な問題として、中学生は塾に通った方がいいのでしょうか?

もちろんこれはご家庭の考え方や本人次第です。
通塾の是非を考えるにあたり、まずは通塾率を見てみましょう。文部科学省の調査によれば、中3生の通塾率の全国平均は約60%、愛知県を含む三大都市圏に限れば約70%となっています。高校進学率や調査時期を加味すれば進学する生徒のほとんどは塾に通っていることになります。
通塾の理由は様々ですが、結果としてほとんどの生徒が、塾に通うという選択をしています。

2.なぜでしょうか?

次に生徒が塾に通う目的、塾のメリットを見ていきましょう。

2-2.学習の遅れを効率的に取り戻す

中学校の授業にについていけない、基礎学力に不安があるといった場合、塾は理想的な解決策となります。

専門的な指導により、苦手意識を持つ科目でも基礎からしっかりと学び直し、理解を深めることができます。特に、長期間、成績不振であるならば、小学校の内容やかなり前の内容に立ち返っての学び直しも必要ですので、個別指導の塾で一人ひとりのペースに合わせた学習が最適と思われます。

2-3.学習習慣の確立

塾に通うことで、お子様に定期的な学習習慣を身につけさせることができます。特に遅くとも小学校高学年までの習慣づけは大切だと言われています。

家庭での勉強指導には限界があり、時には親子間でのストレスの原因にもなりかねません。しかし、塾では勉強する環境が整っており、自然と学習のリズムを作ることができます。

2-4.高校受験に向けた万全のサポート

高校受験を控えた中学生にとって、適切な情報と指導は成功への鍵です。

塾では入試問題の出題傾向や志望校に必要な学力や内申点など、高校受験に必要な最新の情報を提供してくれます。
また、模試などを通して自分の置かれた現状を正確に把握することができ、目標達成まで具体的に、いつまでに何をしていけばいいのかなど、スケジュールと効果的な学習法を授けてくれます。さらに実戦感覚を養う事もでき、入試に万全の状態で臨むことができます。

2-5.信頼できる相談相手

学校の先生とは異なる視点でアドバイスをくれる塾の教師は、生徒本人はもちろん保護者様としても勉強の悩みだけでなく、将来の進路など相談できる大切な存在となるでしょう。教師との信頼関係を築くことで、お子様は学習に対するモチベーションを高めることができます。
また、思春期の親子関係はかなり複雑になります。お子様も、正論とは理解しても、近しい身内から言われると素直に受け入れられないことも多くなります。そのようなときに保護者様の代弁者として、お子様と接することが出来る第三者の大人として、塾の教師が役立つこともあるでしょう。

 

 

2-6.仲間との良い刺激

塾では同じ目標を持つ仲間と出会うことができます。彼らとの切磋琢磨はお子様の学習意欲を刺激し、さらなる成長を促します。将来や夢を語り合ったり、目標を達成して喜び合い、ときには共に励まし合う中で、勉強が楽しくなり、前に進む勇気を得ることもあるでしょう。きっと一人では得られない新たな発見もあると思います。

 

 

3.いかがでしょうか?

塾のメリットを理解し、必要と感じた時には正しい塾選びを考えましょう。

3-1.きっかけづくり

ところで、実際、塾に行くかどうかは本人の意志が大切になります。本人が行きたがらないのを、無理やり行かせても長続きしないかもしれません。かと言って、本人がやる気になるのを待っていたのでは手遅れになる場合もあります。

「子どもの虫歯は親の責任」と言われることがあります。遺伝的なものや離乳食の頃に口移しを控えるということではなく、もう少し成長したあとの話です。
子どもは甘い物を好み、歯磨きを嫌います。だからといって際限なく食べさせたり、歯磨きの習慣をおろそかにしてしまえば虫歯になってしまう、ということです。本能をコントロールしにくい子どもを正しい道へとコントロールするのは親の責任である、ということです。

もし本人がなかなか塾に行きたいと言わないのであれば、保護者様から勧めてみるのも良いかもしれません。体験授業など無料で行っている塾も多いので、参加してみるのが良いと思います。
学年の変わり目やテストの結果が出たとき、長期休みのときなどは保護者様からお子様に通塾を勧める良いきっかけとなるでしょう。

 

4.学習塾選びのポイント

学習塾を選ぶ際は、ただ単に名前が知られているから、あるいは友達が通っているからという理由だけで決めてしまうのではなく、以下のポイントを考慮してください。

4-1.個別指導か集団指導か:

お子様が個別でじっくりと指導を受けたいのか、それとも集団での勉強が刺激になるのか、お子様の性格や学習スタイルに合った形式を選びましょう。

4-2.科目の選択肢:

苦手教科の克服を考え、少ない教科選択を希望する方もいるかもしれませんが、高校受験を目指すなら、やはり受験科目全てをカバーしている塾を選ぶことが重要です。

4-3.指導方針:

塾によって指導方針は異なります。お子様に合った学習環境かどうかを見極めるためにも、事前に指導方針を確認し、可能であれば体験授業に参加してみると良いでしょう。その際の注意事項として、実際お子様を担当する教師の受業を受けさせてもらうということです。体験授業の先生は良かったけど、担当する先生とは上手くいかない、というのもよく聞くお話です。

塾選びで最も大切なのは担当する教師です。お子様の人格形成にとって大切な時期にどのような大人と接するのか。教師として教科や入試の現状等の知識はもちろん、むしろお子様の将来の事を真剣に考え、共に歩んでいける人間性こそが大切です。学校の教師は選べませんが、塾の教師は選ぶことができるのです。

 

4-4.費用:

塾の費用も重要な判断基準の一つです。ただし、費用が高いからといって質が良いとは限りませんし、どこでも一緒だから安いほうが良いというわけでもありません。費用と提供されるサービスのバランスを考慮して選びましょう。

塾の選択は家族で話し合って
塾を選ぶ際には、お子様本人の意見を尊重することが大切です。一方で、保護者の方が情報を提供し、メリット・デメリットを一緒に考えることも重要です。塾選びは、お子様の将来に大きく関わる選択ですので、家族でしっかりと話し合い、最適な塾を見つけましょう。

5.まとめ

中学生が塾に通うことは、学習の遅れを取り戻し、学習習慣を身につけ、高校受験に向けた準備を行ううえで大きなメリットがあります。また、塾は信頼できる相談相手を得る場所であり、良い刺激をくれる仲間と出会える場所でもあります。塾選びは、お子様の将来を左右する重要な決断です。家族で十分に話し合い、お子様にとって最適な塾を選びましょう。