岡崎の中学生必見!教科別効果的な勉強法

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2024年03月20日

岡崎の中学生必見!教科別効果的な勉強法

 

矢作北中学校、矢作中学校生徒の皆さん、そして岡崎にお住まいの保護者の皆さんへ。

テストの成績を上げるためには、ただ漫然と勉強するのではなく、教科ごとの効果的な勉強法を知ることが大切です。

本記事では、各教科を攻略するための戦略を紹介し、点数アップへの道をナビゲートします。

注意:この記事では岡崎市の矢作北中学校、矢作中学校の定期テストの出題傾向に合わせた勉強法をご紹介します。他の地域では当てはまらないこともあります。

 

1.定期テスト対策から始めよう

学習法は目的によって異なります。本来の学問的な学びや入試や岡学などの実力テストはさておき、ここでは目の前のテスト、定期テストの得点アップのための勉強法をお伝えします。定期テストは学年順位が出るため成績の上がり下がりがわかりやすいですし、成績が上がれば、自ずとやる気にもなり、勉強に前向きになれます。

まず結論を述べておくと、定期テストで高得点を目指すためには、暗記と問題演習の二段階を踏めるか大きな鍵を握ります。

 

1-1.暗記の重要性

暗記は学習の基本です。例えば日本では小学校低学年で九九を暗記します。これが暗記されていないと、桁数の大きな計算はできませんし、方程式や関数への発展もできません。日本人が世界でも計算が得意な国民なのは、九九の暗記が根底にあります。インドのように19×19まで暗記してしまうとより計算は、より速く、正確になりますよね。
全ての教科に言えることですが、最低限のことは頑張って暗記してしまいましょう。特に社会や理科の一部単元では暗記することが多くなりますが、この暗記こそが勝負の分かれ目といえます。

さて、ここで問題となるのは何を暗記すればよいのか、ということです。

かつてトロイ遺跡など多くの遺跡を発掘したハインリヒ・シュリーマン。13カ国語をマスターしたと言われる彼はその著書『古代への情熱』の中でこう述べています。「だれかが私の書いたギリシャ語の文章の中に誤りがあると、言いだすようなことがあれば、いつでも私は古典作家を引用し、私が使ったのと同じ言い回しの出てくる箇所を読み上げて、私の表現の正しさを証明することが出来る。」と。つまり彼は語学習得のために古典文学を丸暗記したわけです。
彼と同じように、教科書を隅々まで丸暗記してしまえばいいわけですが、現実的ではありません。暗記は重要性の高いものを、なるべく少なくやるべきです。
残念ながら、その取捨選択は中学生本人が行うのは、少々無理があります。また、市販の教材では各中学校の傾向にあっておらず、地元密着の学習塾に頼るのが最も効果的と言えるでしょう。
塾でのまとめプリントを使って、必要事項を効率よく暗記していきましょう。これが成績アップの第一歩となります。

向陽塾では「理科の達人」「社会の達人」「英語の完全攻略」という暗記用に作られた単元まとめプリントがあります。理科は単元にもよりますが、まずはこのプリントで最低限必要な言葉と基礎問題を暗記していきます。

 

1-2.問題演習

暗記が出来たら、次に、テストでの得点につなげるために、問題演習に移行します。残念ながら単なる言葉の暗記だけでは得点に繋がりにくい状態です。問題演習をすることで、暗記した言葉が肉付けされ、幅広い知識へと繋がります。
逆に、暗記が出来ていないのに問題演習へ進めば、いつまで経っても知識が身につかない状態に陥ってしまいます。暗記してから問題演習に進む。この手順を踏むことがとても大切です。
問題演習も基礎、標準、発展と少しずつレベルを上げて、繰り返し行うことが重要です。お子様たちがスマホゲームに夢中になるのは、そこに適度なレベルアップがあるからです。いきなりクリア不可能なハイレベルではやる気が出ませんし、いつまでも簡単にクリアできる低レベルでは飽きてしまいます。勉強でも同じことが言えるでしょう。
これには教材選びが重要です。1冊の教材で知識の定着を行うには、しっかりと中身の吟味をしましょう。

1-3.英語の攻略法

英語学習においては「単語」「文法」「長文」の3つの柱があります。まずは単語をしっかりと暗記し、次に文法ルールを例文と共に覚えること。長文読解には、日常的な音読でリズム感を掴むことが重要です。

単語の暗記:

日々の単語学習は英語力向上の基盤を築きます。単語帳やスマートフォンアプリを活用し、単語とその意味だけでなく、発音も覚えましょう。矢作北中学校や矢作中学校のテストでは発音やアクセントの出題はありませんが、目で見て、口で発音して、それを耳で聞いて、手で書いてと五感を使うほど、語学の習得は速くなります。
短期間で多くの単語を記憶するには、一定の間隔をおいて学習を繰り返す、スペーシング効果を利用することが効率的です。

文法の学習:

文法は英語の骨組みです。まずは必要な文法事項をしっかりと理解しましょう。大切なのはその文法や重要表現を、単独で覚えるのではなく、英文で暗記することです。どれだけ必要な、良い英文を暗記できるかが、定期テストの良し悪しを決定します。
ただ、先の暗記の 重要性でも述べましたが、暗記すべき良い英文とは何なのか?これもおそらく塾に委ねることが最も効果的といえます。

長文読解:

矢作北中学校や矢作中学校の定期テストでは、長文問題の割合は低くなっています。教科書本文の長文出題は、一度触れた内容の出題なので、授業をしっかりと聞き、何度も音読することが必要でしょう。
初見の長文は実力問題なので、その対応は後日のブログで紹介していきます。

 

 

1-4.国語は読解力がカギなのか?

国語の得点アップのためには、読解力の強化が不可欠です。
今年の公立高校入試の国語の難化は衝撃的でした。これまで、それ程対策しなくてもある程度の点数が取れていたのが、今年はまるで違いました。実力テストでは読解力の強化の必要性を感じる所です。が、このブログのテーマである定期テストでは様相が変わります。
なぜなら定期テストでの出題はほぼ、教科書本文だからです。英語の長文と同様に、テスト直前には教科書内の文章を徹底的に復習すると良いでしょう。授業のノートを見直したり、学校の国語教材をやり直すことが高得点への近道となります。

また、1つの文章で、それ程多くの出題パターンはありません。何年かを通して、また複数中学校の出題を見てみると、似たような問題が多く見られます。可能であれば兄姉や友達から過去問を手に入れ、解いてみると良いでしょう。

漢字・文法の学習:

漢字や文法は国語の基礎知識です。テストでは、出題範囲が明示されるので繰り返し、徹底暗記をしていきましょう。

 

1-5.数学・理科は「理解して」から「暗記する」

数学や理科の一部単元では、まず公式や解法の理解が大前提です。意味もわからず、ただ公式を暗記して、それに当てはめて解くのでは、少し応用されるだけで太刀打ちできなくなってしまいます。
また、理解してしまえば必要のない公式もたくさんあります。速さ・時間・距離の公式や濃度、密度、湿度などは公式暗記の必要はありません。逆に公式ではないけれど、円錐の側面積や並列回路の合成抵抗を「積÷和」で求めることは公式化して覚えるのがよいでしょう。

練習問題の反復:

数学や理科の一部単元は繰り返し問題を解くことで、解法を身につけることができます。間違えた問題には特に注意を払い、なぜ間違えたのか、正しい解法は何かを徹底的に分析しましょう。
また、特に数学の計算問題などは、解き方をマスター出来たら、時間制限をして、同じ問題を繰り返し解き、速く解く訓練をしましょう。時間制限をすることで、焦る気持ちが生まれ、ミスが生まれます。自分のミスの傾向を知ることができ、テスト当日のミスを減らすことができます。
計算力をつけるとは、問題を速く、正確に解くということです。是非チャレンジしてみましょう。

 

 

1-6.歴史や公民の学習法

社会は暗記事項が多い教科で、その対策は先に述べた通りです。が、暗記の際に、タイムラインを使ったり、マインドマップを描いたりして、覚えるべき事項の関連性を理解することが効果的です。見様見真似でやってみてもいいですし、自分であれこれ考えながらまとめることは、暗記も理解も深めます。時間がかかるのが難点ですが、余力があれば挑戦するのも良いと思います。

学校の教材をやり尽くす

定期テストでは数友や歴学、地理学、理科学、国学、振興会プリントなどの出題範囲が設定されます。ここからそのまま出題されることも多く、これだけでかなりの得点ができます。いつも得点が低くて苦しんでいる人は、学校の教材をとことん、繰り返しやっていきましょう。

暗記が苦手な人へ

元来、人は反復練習をすれば必ず記憶できます。
日本語は、漢字・ひらがな・カタカナが混じるなど言語の中ではかなり難しいものですが、毎日使う日本人は、小学生にもなればほとんどの人がペラペラです。

ただ、暗記に得意、不得意があるもの事実です。苦手な人はゲーム性をもたせたり、自己テストをしてみたり、友達と競い合うのも良いでしょう。計算も繰り返せばできるようになるように、実は暗記も繰り返せばできるようになります。これまで暗記に10分かかっていたものが、5分になり、3分になっていきます。はじめは苦しいかもしれませんが、「暗記は苦手」と諦めずに頑張ってみましょう。これまでは暗記の訓練が足りなかったのかもしれません。

 

2.向陽塾のアプローチ

岡崎の向陽塾では、これらの教科別勉強法を踏まえた授業を展開しています。
定期テスト対策はまさしく目の前のテストだけに照準を絞った授業で、成績が上がると好評です。

長期休みに行う特別講座や高校入試対策では実力テストの得点アップを目指し、根本理解からの授業を展開しています。

また、通常授業では教科書内容だけにとらわれることなく、学問本来のの面白さ、楽しさ、生徒に興味を抱かせるような授業展開を目指しています。生徒が自発的に学びたくなるような環境づくりを心掛けています。

学習は一朝一夕に成果が出るものではありません。しかし、正しい方法でコツコツと取り組むことで、着実に成績は上がっていきます。岡崎の中学生の皆さん、向陽塾で一緒に学習の楽しさを見つけ、目標達成を目指しましょう。